ボーイスカウト京都第三団《活動報告書BLOG》

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2010年08月07日

[ボーイ隊][リーダーよもやま] ジャンボリー 見学

行ってきました、ジャンボリー見学。いつもジャンボリーの見学にはいっているんです。前回の石川も行きました。しかし今回は前回と違って入場が厳しくなっているそうで、行ってもスカウトの所まで辿り着けない可能性がある。しかしそんなことで怯むわけにはいかないのです。僕らを静岡県が待っている! 富士山見たいしな。

と言うわけで前日金曜日の深夜に京都をでて、ひたすら高速道路を丑虎の方角に進む。高速を降りるのは明日土曜日だから料金1000円が適用されます。ビバ!土日!混んでいるかと思ったらそうでも無く、なかなかスムーズに静岡県まで到着。しかしそれでもようやっと富士山を見れたのは夜明があけて間もない頃でした。

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朝日の中の富士山。

しかし富士山というのは案外わからないもので、おいこれ富士山か? なわけねぇだろう、これは只の山だよ。おいおい、ふざけたことをいっちゃあいけないよ、あれだけポンと飛び出ているだろう、富士山だよ。いいのか、いいのか、信じるぞ? いやいや、調べてくれよ。グーグルマップはどうした。いやこれ電波がねえよ。なんてことをやった結果、富士山だと判明。日本一の山を目の前にして不勉強なことを言う、違いの分からない無粋な男達。

そして朝霧高原まで到着するも問題が発生。駐車場がわからない。はっはっは、こういうときこそネットワークの力だよ、とおもむろにジャンボリーのサイトに接続するもサイト整理中でデータがない。アウト。派遣隊に電話で連絡をとろうとするも、派遣隊の隊長の番号を知らない。ツーアウト。なんとか副長の番号は知っていたのでそれにかけるも通じない。スリーアウト。まあでも当たり前だ、まだ五時だ。ならば足でかせぐしかないだろうとグルグル走り回ってみたところ、それっぽい場所に到着。

人形かと思うほどに動かない整理員を横目に、取り合えず中に入って駐車してみる。が、どうもバスしかない。これはアレだな、バス用の駐車場だな。管理テントにいって確認すると、やっぱりバス用。さいですか。見学者用駐車場はここより戻ったとこにあるという。あったっけなあと入り口の方に目を向けると、ちょうど一台のマイクロバスが入ってくるところで、その中に乗っている人間と目があう。んー、なんだろうこの感覚は。ガンつけられてる? 一目で恋に落ちてる? いや違う、これは、えーっとそうそう。

なんか見たことがあるって既視感だ。

向こうもうっすらそう思っているらしく、朝日の反射でよく見えないながらもガラス越しにお互いに目をあわせ続ける。そして留まったバスから降りてきたのは、同じ京都のスカウト、さらに言えば京連YOUTHのリーダーでよく知っている女の子。……朝霧に入って出会った人間一桁目で知り合いと遭遇ってそうそうないよなぁ。輸送部で奉仕しているらしい。お疲れ様です。

同郷の士と別れ、駐車場へと向かう。指示通り向かうと、車の列を発見。どうも駐車場の開門を待っている列らしい。とりあえず最後尾に車を着けて、開門を待ちながら隊との通信を試みることに。何時に開門するのかもしかしたら張り紙がしてあるかもしれないと、電話している間に散歩がてら待ち中の車の先頭までいってみる。そして先頭の車が見えた。うん。

これにも既視感。

おいおい、京都ナンバーで馴染みのある車で、運転席に座っている人間にも見覚えがあるなんて、こりゃあもしかして、と、おもう間もなく完全に知り合い。京都12団の方でした。なんでこんな広大な土地で知り合いにばっかり会うんだろう。と思っていると、その12団のリーダー、今一人追加のリーダーを下ろして来たところだと言う。おおう、さらにもう一人会うところだったのか。狭すぎるだろ、世間。

それはいいとして、しかし門が開くのは八時過ぎらしく、あと一時間ほど待たなくてはいけない様子。どうしようかなあ、それじゃあ完全に間に合わないよなあ、と悩んでいるところに派遣隊のリーダーから着信。どうやら今食事を終えて野外プログラムにでるところらしい。サイト場所もここからド反対。うーん、それはたとえ今すぐ車を止められてもちょっと間に合いそうにないってことで計画変更。野外プログラムでどこに行くのか訊いて、そこに行って見学することにする。

そうと決まれば多少は気楽なもの。スカウトは中にはいなくなったのですが、折角だからとジャンボリー会場の見学。それと場内に居るもう一人の知り合い、うちの団出身栃木在住のいるブースに行くことに。

駐車場に車を止め、ジャンボリー会場入り口までのシャトルバスに乗り、ジャンボリー会場内へ。そこからスカウトに混じってメインステージの周りの道を物販コーナーまで歩く。ちょうど移動時間なのですごいスカウトの群れ。

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駐車場。久方ぶりの車外。城内マップ。
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参加スカウトの国旗。色んな国から参加し
てます。
元気だ。

物販コーナーを冷やかして、栃木の人のブースへ向かう。しかしそのブースはもう端も端。先ほど車を止めた駐車場のすぐ近く。そのために会場を突っ切るまるで日本ではないかのような地平線まで伸びるストレートストリートを逝く。蒸し焼き。しかしスカウトは元気なもので、とぼとぼ歩いていると向かいを歩くスカウトが挨拶をしてくれる。初めのうちは元気よく返事していたのですが、そこはもうオッサン、炎天下で息が続かなくなってくる。もう返事するのも面倒臭くなったのでずーっと敬礼していると、むしろそれを見て向こうも挨拶を返す始末。負の連鎖。メビウス。

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物販所。ようこそおいでませ。
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ルート66でも歌いながら……。仮面の下では苦しい顔。

ようやっとのことでブースに辿り着いたときには虫の息。栃木の人に生八つ橋を渡して、その代わりにペットボトルのお茶をぶんどる。人心地。どうやらここは薪割りのブースらしい。ほほう、おもしろそうですな。その他まわりを見渡すとターザンロープや、的当てなど色々コーナーがありました。もうジャンボリーも終わりの方だからスカウトも元気がないかと思ってたけど、みんな元気で楽しそうにプログラムをしておりました。

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でっかい構造物。これピンがあってねえよ。

お話もすんだし茶も飲んだ、お土産も渡した、野外プログラムの所まで行かなくてはならない。じゃあそろそろおいとましますか、といったところでアダルトチームはもう動きたくないとのこと。ヤングチーム二人が歩いて車を取りに行く。京都から比べると天国のように涼しいので、歩くのも苦じゃない。

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これは富士山じゃない。コンビニが会場の
近くすぎる。

車を取ってきて合流。さて、じゃあ野外プログラムの地、子供の国に出発だ! っとその前に昼食として富士宮焼きそばを道の駅で買って食べる。おお、確かにもちもちとした食感、むおっと思わず海原雄山になって賛美して見ようかとも思ったけども、スカウトが待っているので省略。OH!MYコンブぐらいにしておく。同じジャンク系だしね。

一時間ほど車を運転し、子供の国に到着。日も高くなり、先ほどよりもきつくなった日差しの中、差し入れのペットボトルをクーラーボックスに詰めてスカウトの元に向かう。

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ここからも富士山はよく見える。

はずだった。

事の次第はこうだ。何事も問題なく入場し、派遣隊リーダーから指示された場所はどこかを子供の国スタッフの方に訊いてみると、今入ろうとしている入り口は一番山の下で、その場所は山の一番上だと言う。そして現在担いでいるクーラーボックスには二リットルの飲料が六本入っている。つまり約十二キロ。気分は戦勝国から無理矢理徴兵された二等兵が行軍中に戦争の意味を考えてしまったときみたいな感じ。つまりこれモチベーションの消沈。

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硬いし片かけだから肩が痛い。

絶望の表情を浮かべながら、しかしそれでも訓練されたボーイスカウトである我々は仕方ないと道を進む。そんな我々の前に突如希望が現れる。その希望とは、この入り口エントランスと山の頂上を結び走る電車(と言う名のガソリン車)。これだ!と、光の速さで財布からお金を出して券売機の硬貨投入口に叩きつけ、ギリギリと筋肉が限界の強度を超えて軋む音を聞きながら大人四枚のスイッチを抉りこむようにして殴りつけた。既にスポーツ飲料を届けるためだけに一人800円の入場料を払っている我々に怖いものなど何もない。そう、良く訓練されたスカウトである我々は臨機応変という言葉の重みを知っているだけなのだ。そんな我々をその体内に呑み込んで、電車は非常にゆっくりとした速度で山頂へと昇り始めた。

新緑の道を抜け、頂上に到着。そしてその間25分。長いわ。

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頂上に辿り着いた勇者の図。

しかしながら体力を温存しながら頂上まで辿り着けたことはありがたい。合流の目印である火山のイミテーションも発見し、いよいよ再開の時は迫る。目的へと進行する道すがら、我がスカウトの所属する派遣隊ベンチャーを発見する。あまりに興奮しすぎたため、指さして大声で見つけたぁ! と言ってしまい大いにビビられる。そら何事かと思うわな。

ようやくスカウトを発見。合流。ここまでの長い道のりが走馬燈のように脳裏に浮かぶ。勝ったのだ、我々は勝利したのだ! しかしジャンボリーも後半に突入したスカウトたちに歓迎されたのは、我々が担いで持ってきた凍らせたスポーツ飲料のみ。……いやまあいいんだけどな。

スカウトを見るとやっぱりみんな大層日に焼けて元気そう。夜は寒いくらいだそうですが、昼間はやっぱり太陽に照らされて暑いとのこと。たしかにここも気温は涼しいけど、太陽は暑い。なので持っていった「空気の圧力で水を霧状に噴出する機械」(13団副団委員長より強奪)でクーラーボックスのなかに残った氷水をミストにして浴びていると、派遣隊副隊長補により現地徴発される。かの機械はこれより派遣隊の指揮下に入る模様。無事に京都の地を踏むことはありますまい。合掌。

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自分の隊では経験したことがないほどの
長期間キャンプ。
凍らせたスポーツ飲料の神聖モテモテ帝
国ぷりといったらもう。
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しかし良い色だ。緑と碧と。なんか縮尺がおかしい。

などとひとしきり遊んでから、二日後の帰還を楽しみにして派遣隊とお分かれました。泣いても笑ってもジャンボリーはあと二日。楽しい思い出を作ってもらいたいものです。

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バイバイ、フジサン。

おまけ

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素晴らしい眺めだね。
本日のコメント(全4件) [コメントを入れる]
12Y (2010年09月26日 09:36)

場外プロでもニアミス…

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